実りあれ。

2015年9月から台北で暮らし始め、なんだかんだあって2018年11月から台南で結婚生活を始めた私の備忘録。

コース&クラス紹介。

私の通う台湾師範大学(略して師大)の言語センターには、普通班と密集班、二つのコースがあります。

普通班と密集班の違いは授業料と1日の授業時間の長さで、前者は2時間授業、後者は1日3時間授業。1コマ50分の授業で、10分休憩があります。3ヶ月1学期制。

私が受講しているのは、密集班。

 密集班は定員8人の少人数制で、1課進むのにかける時間は10時間。3日+αで1課を終わらせるペースです。結構なハイペース。

先生によって授業の方法は様々なので一概には言えないと思いますが、うちのクラスはパワーポイントやペーパーを用いて、新出単語の確認(その場で文を考え、発表する時もある)、文法の確認、それらが済んだら実践練習、テストという流れです。

私は学生時代に中国語を勉強していましたが、リスニングがてんでダメです。クラス分けテストの時、面談で「妳叫什麼名字?(あなたの名前は?)」を聞き返したほどです。
そんな私でも、授業中の先生の話は大体理解できます。面談の時は緊張してたんだなあ、きっと。
時々何を言っているのか分からない時もありますが、そんな時はその気持ちを表情に出せば、先生が別の言い回しにしてくれたり、単語をホワイトボードに書いてくれたりします。時にはクラスメイトから助け舟が出ることも。

私のクラスは、日本人3人(含む私)、韓国人2人、アメリカ人1人、パナマ人1人、オーストラリア人1人の計8人。男女比は2:6で圧倒的に女性が多く、年齢分布は、20歳未満が1人、25歳未満が4人、30歳未満が3人です。

共通言語は英語。日本人以外みんな英語が話せて、休憩時間中は英語で盛り上がっています。

みんなオープンで明るい性格ですが、日本人は英語が話せないので話に入っていけません。クラスメイトが英語で盛り上がる中、日本人は携帯をいじるか教科書に目を通すか聴き取りテストの勉強。

それでも、日本人に話しかける時は知っている中国語や日本語を駆使してコミュニケーションを取ろうとしてくれます(みんな意外と日本語を知ってます)。それに好奇心旺盛で、「こういう時、日本語では何て言うの?」とよく聞かれます(そして聞いた後は嬉しそうに連呼する。笑)。

また、クラスメイトの一部はスペイン語で会話している時があります。人によっては5ヶ国語が話せるようですが、少なくとも3人は3ヶ国語が話せます。

日本人だけが母国語以外まともに話せず、それでいて消極的。他のクラスメイトを見ていると、能力面や積極性、また知識量などの差を思い知らされます。海外に出るってこういうことなんだなぁ。