実りあれ。

2015年9月から台北で暮らし始め、なんだかんだあって2018年11月から台南で結婚生活を始めた私の備忘録。

健康診断(身体検査)について

居留ビザの申請に必要なものを揃える中で、比較的ハードルが高いと感じるのは健康診断じゃないかと思います。

私自身がそうだったのですが、実際、心配することはなかったです。で、備忘録。

 

<健康診断に必要なもの>

1.パスポートのコピー1枚

2.6ヶ月以内の写真2枚

3.受診料1420元 ※臺北市立聯合醫院(和平婦幼院區・和平院區)の場合

 

健康診断を受ける病院については、指定病院を確認の上、行きやすい場所でいいと思います。私は台北市内政部移民署近くの、「臺北市立聯合醫院(和平婦幼院區・和平院區)」に行きました。日本と違い、予約不要です。

健康診断なので、朝食は食べずに行きました。

 

午後から授業だったのと、健康診断にどのくらい時間がかかるか分からなかったので、午前9時半くらいに病院に到着。

エスカレータで2階に上がり、そのまま直進するとすぐ左手に受付カウンターがあるので、そこで「居留証申請のために、健康診断を受けたい」旨を伝えると、「どこの国から来たの?」と聞かれ、「日本」と答えると検査項目表を2枚くれます。

それと、「パスポートのコピーが必要だから、ないなら1階でコピー取っておいで。分かる?コピー」と言われます(実際の口調はこんな優しい感じじゃない。笑)。

検査項目表(複写ではない)2枚に必要事項を記入し、写真を2枚とも貼り付けたら、パスポートのコピーと一緒に受付カウンターに提出。因みに、ハサミは受付カウンターに、液体のりは記入台にあります。

初めてなのでカルテを作られました。パスポートのコピーはカルテに貼る用。

カルテと一緒に、先ほど記入した検査項目表や番号が書かれた紙を渡され、待合室で待つよう言われます。

待合室に血圧を測るところがあり、「先に測って」という張り紙が貼ってあるのですが、血圧を測っていたボランティアのおじいちゃんに聞いたら、「必要ない」と言われました。

この病院、中年〜老年くらいのボランティアがそこかしこにいます。日本では見られない光景でちょっとビックリ。

 

どのくらい待ったか覚えていませんが、結構待ちました。感覚的には1時間くらい?

問診室の電光掲示板に番号が表示されたら、入室して、看護師さんのいる机の前に座ります。まずは向かって左側の問診室。

ここでは、看護師さんに「結婚は?妊娠は?仕事は?」と聞かれて、すべて「没有」で返答。検査に必要な書類を看護師さんが作って、印を押していく。所要時間約5分。

終わったらまた待合室で待機。多分30分くらい。

次に右側の問診室の電光掲示板に番号がされるので、入室して、今度は医師らしき男性の側に誘導される。問診?と思ったが、特に何を聞かれるでもなく、医師は書類を確認したら、次は向かいの看護師さんね、とジェスチャー。

看護師さんの側に席を移すと、支払い書やこの後の流れを書いた紙等を渡され、検査結果の受け取りについて説明されて終わり。

受付カウンターで今さっきもらった支払い書を渡し、受診料1420元を支払い。

この後の検査内容はいたってシンプル。心電図と採血。以上。

心電図の部屋は同じ階の反対側にあります。心電図の受付カウンターに行くと番号札を渡され、着替えるよう言われます。更衣室はカウンターを回れ右して右手側。

個室に入り、そこに置いてある検査着に着替えたら、呼ばれるのを待ちます。

電光掲示板に番号札の番号が表示されたら、入室して、放射線技師の指示に従う。髪が長い場合は上げるよう言われ、「妊娠してないね?」と確認されます。あとは放射線技師の指示通り、息を吸い込んで静止すること約1秒。

終わったらまた着替えて、1階へ移動。エスカレータを降りて回れ右、直進して突き当たりを右に曲がればすぐ右手側に抽血室があります。番号札を取って、呼ばれたら血を2回抜かれて終了。あとは帰宅です。心電図以降はサクサク進んだので、検査自体は約2時間程度で終了。

 

受け取りは1週間後、受付を通さず、向かって右側の問診室に直接アタック。ノックして開けると看護師さんがいるので、持っている紙(引換券みたいな)を渡すと待つように言われます。

後から来た人が問診室に入っていき、私より早く結果を受け取っていました。なんか気に食わないが、まあ仕方ない。

しばらくしたら名前を呼ばれるので入室して、書類に受領日を記入して終了。特に何も問題なく、結果を受け取れました。結果を見てみると、検便やハンセン病などは免除されています。

日本と違って、身長測定も体重測定も血圧測定も尿検査もなく、問診もされなかったので気楽に行けますが、簡単すぎて拍子抜けでした。